1. 概要
デルタ(台達)MS300 インバータは RS485 インターフェースで Modbus RTU 通信をサポートします。本記事はデルタ公式技術マニュアルに基づき、MS300 インバータの Modbus レジスタアドレスマッピングを詳しく説明します。
2. Modbus 通信パラメータ
| パラメータ番号 | パラメータ名 | 説明 |
| 09.00 | 通信アドレス | スレーブアドレスを設定(1-254) |
| 09.01 | 通信伝送速度 | ボーレートを設定(9600/19200/38400/115200) |
| 09.02 | 通信プロトコル | Modbus RTU プロトコルを選択 |
| 09.04 | データ形式 | データビット/パリティ/ストップビットの設定 |
3. MS300 Modbus レジスタマッピング表
3.1 制御コマンドレジスタ
| Modbus アドレス | パラメータ番号 | 説明 | 読み/書き |
| 2000H | 00.00 | 周波数指令 | 読み/書き |
| 2001H | - | 運転指令 | 読み/書き |
3.2 監視パラメータレジスタ
| Modbus アドレス | パラメータ番号 | 説明 |
| 2100H | 05.00 | 出力周波数 |
| 2101H | 05.01 | 出力電流 |
| 2102H | 05.02 | 出力電圧 |
| 2103H | 05.05 | 直流母線電圧 |
| 2104H | 05.06 | モータ回転数 |
4. 運転指令ワードのビット定義
| ビット | 機能 | 説明 |
| 0 | 運転/停止 | 1=運転、0=停止 |
| 1 | 正転/逆転 | 1=逆転、0=正転 |
| 2 | 寸動運転 | 1=寸動 |
| 7 | 故障リセット | 立ち上がりエッジで故障をリセット |
5. よくある問題とトラブルシューティング
- 09.02 の通信プロトコルが Modbus RTU に設定されているか確認する
- スレーブアドレスとボーレートがマスターと一致しているか確認する
- 周波数設定値の単位は 0.01Hz。つまり 50.00Hz は 5000 として書き込む
- 運転指令ワードはビット単位で操作する必要がある
6. まとめ
デルタ MS300 インバータ Modbus 通信の主要レジスタは以下のとおりです。
- 2000H → 周波数指令
- 2001H → 運転指令
- 2100H → 出力周波数
- 2101H → 出力電流
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